龍王池の「ヒレタゴボウ」の抜き取り

20251029  今年は5~9月の降雨量が少なく龍王池の岸辺がかなり見える状態となり池の周りを歩いて一周出来るほどに水量が減っていました。9月初旬頃から徐に池の水量も増してきましたが、例年よりかなり少ない状況が続いております
水量が少なくなった池の東側岸辺の一角に、外来種のヒレタゴボウの群生を発見したのでこれを抜き取りました
 
ヒレタゴボウの花(直径3cm程の黄色い4弁花)

ヒレタゴボウが群生していた岸辺

抜き取ったヒレタゴボウの根の状態

抜き取ったヒレタゴボウ

除草した量は45ℓのゴミ袋1袋分

ヒレタゴボウを除草した後の岸辺の様子

<参考>

  ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)/(別名アメリカミズキンバイ 

・分類:アカバナ科チョウジタデ属の1年草で北アメリカ~熱帯アメリカ原産 (外来種)

・自生環境:湿潤な環境。(水田、休耕田、湿地、溜池畔など) 水田雑草として扱われる。 

・花期:8月~10月

・草丈:30~150cm

・葉 :披針形~狭楕円形で先が細く伸びて基部は茎の稜につながっている。

・茎 :4稜で断面は四角形。

・花 :直径3cm程度の4弁花を葉腋につける。

・果実:長さ1~2cmの4角柱状の蒴果(さくか)。

・和名の由来:「ヒレタゴボウ」の「ヒレ」とは、四角柱状の茎にヒレ(翼)の様な突起(=稜)があることから。一方、「タゴボウ」は、抜いたときの太い根を「田んぼの牛蒡(ごぼう)=タゴボウ」に見立てたもので、同属で在来種の「チョウジタデ(丁字蓼)」の別名が「タゴボウ」。これが「ヒレタゴボウ」の名前の由来となっている。