(サギソウ湿地)ハッチョウトンボの保護

 2022720日 近年サギソウ湿地では、周囲の樹木の生長と共に樹木からの蒸散量も多くなり湧水が減少傾向にあります。また、今年は梅雨の期間も短く、降雨量も少なかったことにより、サギソウ湿地もかなり渇水状態となっていましたが、幸いなことに湧水も僅かながら水路には流出していたので、水路の上流分岐部に土嚢を置き、ハッチョウトンボの産卵域により多くの水を行き渡るように水の流れを調整しました。

渇水気味のハッチョウトンボの生息域

水路上流分岐部に土嚢を置き流れを調整

水路分岐部に土嚢を置いたことで潤った